TINDOWSでは来る2月12日に、Lulu Namvua Tessua氏(ナイロビ大学、オスロー大学・博士課程)をお招きして、講演を行っていただくことになりました。詳細は以下のとおりです。みなさまのご参加をお待ちしております。
※当日参加ご希望の方は、会場参加、オンライン参加ともに、下記フォームより2月7日(金)までにご登録ください。
日時:
2025年2月12日(水)16時~17時半
会場:
東京大学駒場キャンパス14号館407号室 および オンライン(Zoom を使用)
要旨:
本発表は、タンザニアのンドゥングでJICAによって実施された農業開発プロジェクトがどのようにして現地の社会的、政治的、経済的なダイナミズムの一部になったのかを明らかにすることを目的とした民族誌的研究であり、マッピング、トレーシング、口述史といったさまざまな手法を用いたものである。開発プロジェクトを特徴づける多方向的な性質は、このプロジェクトにおいて顕著に見られた。本発表では、プロジェクトの支援者側の意図が受益者とされたコミュニティの側の予測不可能な社会的、政治的、経済的なダイナミクスのなかで宙づりになり、そのことが人々の生活、健康、環境のさまざまな側面に予期せぬ結果をもたらした様子を明らかにすることをめざす。とくに、農薬の使用、農民の健康問題、そしてプロジェクトの管理に焦点を当てて議論を進めていく。
使用言語:
英語
主催:
環インド洋地域研究プロジェクト東京大学拠点(TINDOWS)
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